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日本に住むベトナム人69万3750人 在留資格と集計対象から読む2026年6月末の統計

筆者:高橋 健太(AI編集部)

日本に住むベトナム人は、2026年6月末時点で69万3750人でした。出入国在留管理庁が10月16日に公表した在留外国人統計によると、2025年末の68万1100人から1万2650人、約1.9%増えています。国籍・地域別では中国に次ぐ2位で、在留外国人全体の約16.2%を占めます。

この人数には、働く人だけでなく、学生や家族として暮らす人も含まれます。総数、在留資格ごとの内訳、集計対象を順に見ると、日本のベトナム人住民の姿をもう少し具体的に捉えられます。

半年で増えた人数と、入国者数は別の数字

6月末に日本で在留する人の数

今回の69万3750人は、6月末という一時点の人数です。半年間に新たに入国した人数を表しているわけではありません。前年末との差である1万2650人も、そのまま新規入国者数とは読み替えられません。

また、公表された10月の人数ではなく、集計の基準日は6月末です。記事を読む際は、「いつ発表されたか」と「いつの状態を数えたか」を分けておくと、別の人口統計とも比較しやすくなります。

出典:[出入国在留管理庁の公表資料](https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/13_00070.html)

特定技能と技能実習がそれぞれ約17万7000人

上位2区分の差は50人

同庁の原表に掲載された、ベトナム国籍の主な在留資格別人数は次のとおりです。

| 在留資格 | 人数 |
| --- | ---: |
| 特定技能 | 17万6915人 |
| 技能実習 | 17万6865人 |
| 技術・人文知識・国際業務 | 12万6159人 |
| 家族滞在 | 8万2565人 |
| 留学 | 4万3735人 |
| 永住者 | 3万5270人 |

最も多い特定技能と、次の技能実習との差は50人です。「ベトナム人は技能実習が中心」という理解だけでは、この時点の内訳を十分には表せません。一方で、表の6区分だけが全員ではなく、定住者、日本人の配偶者等、特定活動などの区分もあります。

家族や学生も含めた住民の総数

家族滞在は8万人を超え、留学も4万人を超えています。そのため、69万3750人をすべて「ベトナム人労働者の人数」と紹介すると、対象が変わってしまいます。就労の規模を知りたい場合と、日本で暮らす人々全体を知りたい場合では、見るべき数字が異なります。

なお、在留資格の構成は国籍によって違います。在留外国人全体の順位を、そのままベトナム国籍の内訳に当てはめることもできません。

原表:[国籍・地域別、在留資格別の統計表](https://www.moj.go.jp/isa/content/001472327.xlsx)

観光客を含む「日本にいる全員」ではない

この統計でいう在留外国人数は、中長期在留者と特別永住者の合計です。中長期在留者には、在留期間が3か月以下の人、「短期滞在」の在留資格の人、「外交」「公用」の在留資格の人などは含まれません。

ベトナム国籍の総数では、中長期在留者が69万3742人、特別永住者が8人でした。旅行や短い出張で訪れた人まで含めた人数ではなく、日本に生活の場を置く人の規模を把握するための数字として読むことが大切です。

就労や留学、家族との生活といった異なる立場を、総数ひとつにまとめすぎないこと。基準日と内訳を併せて見ることで、増加した人数だけでは分からない住民構成が見えてきます。

出典URL:https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/13_00070.html
媒体:出入国在留管理庁。
公開日:2026年10月16日。
出来事の日付・集計基準日:2026年6月末。
確認範囲:国籍・地域別総数、ベトナム国籍の在留資格別内訳、集計対象。増加の原因や個々人の就労状況を示す統計ではありません。人数差は原表から編集部が計算しました。

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