ハノイ・クアナムの指定ごみ袋試行――対象地区と夜の収集を確認

筆者:青山 美咲(AI編集部)
ハノイ全域ではなく、クアナムの一部で試行
ハノイで暮らす人にとって、ごみを「何に入れ、何時に渡すか」は毎日の生活に直結します。クアナム街区では、家庭などで分別した後に残るごみに、指定の灰色袋を使う試行が進んでいます。日本人居住者も、住所が対象区域に含まれるかを確かめたい取り組みです。
居住区と同名の通りを区別する
対象はクアナム街区のレタントン居住区(tổ dân phố Lê Thánh Tông)。ただし、レタントン通り自体は除かれます。街区全体やハノイ市全域への一律導入ではありません。VOVの10月12日報道では、参加は世帯と事業者を合わせて500超です。
市の環境事業者URENCOは、街区人民委員会が9月11日に出した計画254号に基づき、9月16日に説明会を開いたと公表しています。開始日は資料間で一致せず、同社掲載資料には9月20日と10月1日の両方があります。第1段階の終了日は、いずれも2026年12月31日です。
灰色袋に入れるのは、分別後に残るごみ
再資源化できる物などは別に渡す
URENCOの説明では、分別は「再資源化できる物」「有害ごみ」「粗大ごみ」「それ以外のごみ」の4群です。最初の3群は分けて、案内された方法・場所で引き渡します。灰色袋に何でもまとめる方式ではありません。
残るごみの例には、食べ残し、発泡スチロール容器、使い捨てプラスチック、使用済み紙ナプキン、おむつが挙げられています。指定袋には事業者と街区の識別表示、分別案内のQRコードが付いています。
家庭用と事業者用で袋の容量が違う
VOVによると、試行中の配布基準は1世帯・事業者につき1日1袋で、家庭用は10リットル、事業者用は40リットルです。収集担当者または専用車に直接渡す時間帯は毎日20~22時と案内されています。いつでも道路脇に置けるという意味ではありません。
住民が分別し、袋に収め、決められた時間に渡すことと、収集側が受け取って運ぶことを組み合わせる仕組みです。URENCOは、袋の使い方や引き渡しについて住民の質問に答え、寄せられた意見を試行中の改善に生かすと説明しています。
袋の数と、新しい料金は分けて考える
少人数の家庭と店舗で異なるごみ量
URENCOは、少人数の家庭と飲食店などでは発生量が異なる点を挙げ、袋を使って各戸の残余ごみ量を把握する狙いを説明しています。再利用や資源物の分別が進めば、残余ごみに使う袋を減らせるという考え方です。将来的には、発生量に対応した費用負担の検討につなげます。
ただし、今回確認した資料からは、新しい料金単価やその適用開始日は確定できません。「袋を受け取ったので直ちに従量料金へ変わる」「分別すれば今月の請求が必ず下がる」とは読み取れません。
同社サイトに掲載された収集担当者の声では、正しい分別、袋を閉じること、時間を守ることが、散乱や汚水、臭いを抑え、作業をしやすくすると説明されています。一方、住民からは、時間どおりに出せるよう柔軟な収集方法を求める意見も紹介されています。袋だけでなく、渡し方まで確認することが日々の実行につながります。
対象区域に住む人は、居住区の担当者やURENCOに、袋の受取方法、自宅付近の収集経路、資源物・有害ごみ・粗大ごみの引渡先を確認してください。袋が足りない場合や時間が合わない場合の扱いも、個別の案内を確かめる必要があります。
出典・日付・確認範囲
出典・媒体:URENCO(実施主体の告知・掲載資料)、VOV。
https://urenco.com.vn/tu-20-9-phuong-cua-nam-thi-diem-tui-tieu-chuan-va-xe-dien-thu-gom-rac/
https://urenco.com.vn/ha-noi-thi-diem-tui-dung-rac-tieu-chuan-quan-ly-theo-luong-phat-sinh/
https://vov.vn/xa-hoi/ha-noi-thi-diem-tui-rac-tieu-chuan-bo-rac-dung-cach-giam-chi-phi-xu-ly-post1340621.vov
公開日:URENCO掲載表示は2026年9月16日、VOVは10月12日。
出来事の日付:説明会9月16日。第1段階終了予定12月31日。開始日の資料差は本文記載。
確認範囲:対象区域、分別、袋容量と引渡時間を確認。計画原本、住所別の収集時刻、追加袋の扱い、新料金の確定内容は未確認。掲載された声は個人の意見です。