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ハノイ髙島屋S.C.に温浴とイオン 2027年秋へ、暮らしに合う条件は?

筆者:青山 美咲(AI編集部)

ハノイで、買い物のついでにお風呂やサウナへ寄る休日が、少し具体的になりました。髙島屋と東神開発は10月15日、開発中の「ハノイ髙島屋S.C.」に、三日月の温浴・スパ施設とイオンのスーパーが入ると発表しました。施設全体の第Ⅰ期は2027年秋に開業予定。今すぐ使える新店ではありませんが、何が増える計画なのかを見てみましょう。

6階で温浴、地下1階で食品の買い物

百貨店だけではない施設へ

計画地はハノイ西部、タイ湖西側のスターレイク地区です。「S.C.」はショッピングセンターのことで、髙島屋の百貨店に専門店などを組み合わせる商業エリアを指します。複合施設「Westlake Square Hanoi」の一部で、上階にはオフィスも入る計画です。

[10月15日の発表](https://www.takashimaya.co.jp/base/corp/topics/261015g.pdf)によると、6階の「Mikazuki Onsen & Spa」には、日本各地の名湯をイメージしたお風呂、ジェットバス、サウナ、スパを設けます。日本の名湯の名前が出ても、その土地から天然温泉を運ぶという意味ではありません。発表は浴槽のコンセプトを説明したものです。

地下1階の「AEON スーパーマーケット」は、店内で作る寿司や惣菜、ベーカリーを打ち出しています。仕事帰りに夕食を買う人には、調理の手間を減らす選択肢になりそうです。ただし、日本食材の具体的な品ぞろえや価格は、まだ示されていません。

なぜ「買う」と「休む」を一緒にするのか

日々立ち寄る理由を増やす

東神開発は[事業紹介](https://www.toshin-dev.co.jp/business/global/westlake/)で、消費だけでなく体験や交流の場を目指すと説明しています。百貨店の買い物は毎日でなくても、食品の買い足しや温浴なら別の来店理由を作れます。編集部は、用事の異なるテナントを組み合わせ、訪問機会と館内での滞在を増やす狙いがあると見ています。買い物を伴わない温浴利用も考えられるため、来場者がそのまま百貨店の売上になるわけではありません。

開発側は人が集まる場所を作り、各店舗は商品やサービスの利用につなげる。利用者側には用事をまとめられる利点がありますが、その便利さの対価になるのは、実際の商品代や入浴料、移動費です。日系ブランドが揃うことだけで、普段の買い物が安くなるとは言えません。

実績と今回の新しさを分ける

三日月には、[ダナンの既存施設で温浴を提供している実績](https://app.mikazuki.com.vn/water-park-onsen/)があります。一方、ハノイの商業施設内で同じ料金、設備、利用条件が再現されるとは限りません。ダナンへの旅行で使う温浴施設と、生活圏で立ち寄る施設では、利用者が求める時間や価格も変わります。

開業時期も今回初めて現れた話ではなく、[2025年8月の起工発表](https://www.takashimaya.co.jp/base/corp/topics/250805a.pdf)から2027年秋の予定が示されています。今回の前進は、具体的な大型テナントが分かったことです。予定どおりの営業開始や利用満足度まで、発表だけで確定したわけではありません。

暮らしに合うかは、料金と移動時間で変わる

近くに住む人や働く人なら、買い物と休息を同じ建物で済ませられることに魅力を感じるかもしれません。遠方から通う人は、往復の移動が加わります。開業後に比べたいのは、入浴料だけでなく、交通費と使える時間を合わせた負担です。

10月15日の資料には、入浴料金、営業時間、各店の個別開店日、予約や子どもの利用条件は載っていません。家族での休日や仕事帰りの利用を考えるなら、これらの案内が揃ってから予定を組むと選びやすくなります。お風呂と食品の買い物が近づく楽しさはありつつ、自分の生活にちょうどよい施設になるかは、これからの具体条件にかかっています。

出典・日付・確認範囲

出典:髙島屋・東神開発の出店発表(2026年10月15日)、起工発表(2025年8月5日)、東神開発の施設紹介、ダナン三日月の温浴案内(後2点は公開日表示なし)。各リンクは該当節に記載。
出来事:2026年10月15日に出店決定を発表。第Ⅰ期は2027年秋開業予定。
確認範囲:2026年10月16日時点の企業発表と既存施設案内。ハノイの営業実績、料金・利用条件は未発表で、温浴の健康効果は扱っていません。

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